オフェリア遺文  4

更新しろよと言われ…
久しぶりに書いてみます。





「…落とすということは小さなものか?」

「違うっっ!!!!!」


いきなりぷつんと糸が切れたかのように
怒声のような、少し悲しみを帯びた声が響いた。


「…っ!」

「…ごめん…。」

「いや、俺の方こそ… 」


はかなげな瞳で、シュウはこう付け加えた。


「小さくなんてないよ。か弱かったけど、大きかった。
何よりも…。僕の宝物だったんだ…。」

「そうか…」


「僕のせいで…僕のせいでっ!!!」

「おいっ…おいっ!」


途端にシュウは何かを思い出したかのように
へたりと座り込んでしまった。

「…くっ…」


白竜は萎れた花のようになってしまったシュウを

支えて道を歩いて行った。







お疲れ様ですw
短いw